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環境への取り組みENVIRONMENTAL
INITIATIVES

環境への取り組みをご紹介しています。

一般的な難燃剤が
環境に及ぼす影響

一般的な難燃剤に含まれる主成分の
ハロゲンやリンは環境に対して有害であり、
海外では規制される国もあります。

ドイツやスウェーデンの研究期間が80年半ばにハロゲン系難燃剤の危険性を指摘しました。特にハロゲン系難燃剤の中でもDBDE(通称:デカブロ)は、自然環境で分解されにくく生物蓄積性も高い物質であることから、環境汚染や健康被害の要因として懸念されており欧州及び欧米で規制されました。その後デカブロ以外にも規制や使用の制限を検討しこれからも規制が厳しくなると予想されています。
また、リンは水質の富栄養化によって赤潮の発生による海洋汚染の要因として懸念されています。

環境に配慮した新開発の難燃剤

HRD 864-X
難燃主成分にハロゲンやリンを
含まない難燃剤です。

HRD 864-Xは、難燃主成分にハロゲン・リンは含まれていません。
ハロゲンの特徴である燃焼廃棄時にダイオキシン発生による環境汚染の心配がありません。
また、リンの特徴である海洋の富栄養化による海洋汚染のリスクもありません。
ご使用いただくお客様には安心・安全に使用していただける難燃剤です。

SDGsへの取り組み

つくる責任つかう責任 つくる責任つかう責任
環境や人体に悪影響を及ぼすハロゲン系難燃剤や、赤潮の原因となるリン系難燃剤と同等の品質を保ちながら、環境負荷の少ない素材で開発されました。安定した生産性を備え、環境問題の解決への先駆けとなる難燃剤で、今後100年にわたって規制されない見込みです。
海の豊かさを守ろう 海の豊かさを守ろう
従来のハロゲン系難燃剤は難分解性による生態濃縮が懸念されています。また、リン系防炎剤は海へ流出後、富栄養化からなる赤潮の発生が懸念されています。さらに、土壌肥料としての枯渇も問題視されています。
新開発の難燃剤はハロゲンやリンを含まず、環境に配慮されています。海洋への流出も問題がなく、これにより海洋環境の改善に貢献します。
Sustainable Development Goals
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略称で読み方は「エスディージーズ」が一般的。2015年9月の国連サミットで採択されました。国連加盟193か国が2030年までに達成するために掲げた17の目標と169のターゲットから構成されております。