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COLUMN

フラットスクリーン捺染について

基礎知識

2025年4月2日

目次

フラットスクリーン捺染とは 

こんにちは/こんばんは!

あたたかくなり、春が近づいてきましたね。

お花見や、ゆったりとした春の日差しに癒される時間がとても楽しみです!

皆さんは桜餅はお好きでしょうか?

桜餅の葉にはクマリンという抗菌性を持つ香り成分が含まれており、食べ物へ巻き付けることで

短時間ではあるものの良い状態を保つことが出来ます。

昔ながらの食べ物には、当時の技術でおいしく安全に食べられる工夫が散りばめられていますね。

シリーズ第3弾はフラットスクリーン捺染についてです。

フラットスクリーン捺染とはロータリースクリーン捺染、ローラースクリーン捺染と並ぶアナログ捺染と呼ばれるの中の1つの手法であり、

友禅染などの日本の伝統技術を見たイギリス人サミュエル・シモンが、

1907年に特許を取ったことが始まりとされています。

金属でできた大きな枠へ、微細な単一繊維が交互に編み込まれた紗と呼ばれる

メッシュシートを貼り合わせます。

さらに乳剤やフィルムなどで印刷したい箇所以外のメッシュの穴を塞ぎ、”版”の出来上がりです。

出来上がった版を生地の上にセットして、その上をインクの付いたスキージーが動くことで

穴の開いた部分だけをインクが通り、生地へと付着します。

簡単に見えて、とても繊細な技法で、技術者によって代々受け継がれてきました。

複数のカラー(インク)を使う場合には、それぞれの色の数㎜のズレが大問題となってしまいます。

しかし、短時間で大量の商品を製造することができるため、弊社ではのぼり商品を中心に

機械、生地、版の扱いに長けた技術者が、常に状態を確認しながら日々印刷が行われています。

次回はスクリーン捺染に使用される顔料についてお話をします。

インクと一言にいっても、いろいろな種類がありありとあらゆる場所に使用されています。!